MR73 朝日「もういちど流行歌」 小坂明子「あなた」1974年2月

  
 本日、2016年7月末日、朝日新聞土曜版の「もういちど流行歌」に、1974年(昭和49年)2月のオリコントップ10と読者が投票したベスト15が載りました。当時のオリコンも今回の読者投票も一位は、小坂明子さんの「あなた」でした。
 当時、1973年10月、ヤマハのポプコン、彼女ご自身が作詩作曲し、ピアノの弾き語りで歌った「あなた」は、グランプリを獲得。年末に発売されたシングルは200万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
 彼女は、この時、兵庫県西宮市に住む大阪音大付属高校の学生だったんですね。授業が終わると新幹線で上京して夜の歌番組に生出演し、飛行機が苦手なため夜行列車(ブルートレインかな)でとんぼ帰りし、そのまま登校したそうです。ずいぶん、ハードスケジュールで歌手活動を行っていました。へぇ~、そうだったんですね。当時は、この話は聞いたことがありませんでした。(すいません芸能通じゃないので)

 朝日新聞デジタル もういちど流行歌 小坂明子「あなた」

 あなた 小坂明子 Anata (You) Akiko Kosaka

 このころ、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」、殿様キングス「なみだの操」、チェリッシュの「恋の風車」、渡哲也「くちなしの花」がはやっていたんですね。高校生だった小生は、これらの曲はよく覚えています。
 オリコンの11~20位からは、読者投票で、森進一の「襟裳岬」、海援隊(武田鉄矢ほか)「母に捧げるバラード」が上位にランクインしました。確かに、TVの歌番組で、よく流れていました。

 恋の風車 HD 3連発 天地真理→チェリッシュ→麻丘めぐみ

   朝日デジタル流行歌ランキング160730

 さて、われらが天地真理様は、この年、2月1日に発売したシングル「恋人たちの港」がオリコン10位とのこと。週間オリコン最高位は4位と、まだまだスーパーアイドルの天地真理さんの人気は堅調でしたが、今の読者投票では15位にも入りませんでした。大変、残念な結果ですね。(しんりさんがさくらさん掲示板で教えてくださったと思いますが、小生は投票間に合いませんでした)

 実のところ、「恋人たちの港」、小生は震災後の2012年秋、天地真理さんを再発見し、Y.T.で初めて聴きました。真理さんの冠番組をよく見、芸能雑誌をチェックし、新譜のレコードを買い、コンサートに足しげく通う当時の真理さんファンは、よく知っていたでしょうが・・・。やはり、歌番組やラジオのリクエストでは、真理さんの後輩たちに押され気味だったのでしょうか。

   恋人たちの港ほかIMG_5927
 白いブラウスとピンクのカーデガンかな、真理さん、おもいっきり清純で可愛いい。
 コンパクトと呼ばれる1974年3月21日発売のレコード(SOLD31)のジャケット。
 本物がほしいです。

 天地真理プレミアムボックスのDVD、笑顔で歌うお姿(時期的にTV「とび出せ!真理ちゃん」でしょうか)が、可愛らしく、美しく、ちょっと大人びて、神がかり的と評する人もいるパフォーマンス。そっくりY.T.にはあげれませんので、皆さん苦労して編集しています。次の方も、編集ソフトの扱い、巧みです。

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   恋港半身001-200

   gessyさん/「恋人たちの港」 天地真理さん

 この曲は、「恋する夏の日」、「空いっぱいの幸せ」に続くシングル、前作の幼さの反省(別に反省しなくとも)から、やや具体的に恋人を表現し、ちょっと大人びた歌になりました。横浜港をイメージしたものと言われています。真理さんが『「恋する夏の日」に比べると静かでロマンティックで好きでした。』とおっしゃり、まだ見ぬギリシャをどんな国か想像して歌われていました。(2013年、ゴールデンベスト、セルフ・ライナーノーツ)。次の作品の作成者の方は、横浜の方でしょうか。神奈川県は真理さんが育ち、今も在住するところ。根強い本当のファンがいらっしゃいますなぁ~。感心いたします。

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   8823 7ten8kiさん/天地真理_ 恋人たちの港

 最後に、真理さんの8枚目のオリジナルアルバム「恋と海とTシャツと/恋人たちの港」(1974.6.21)より。12曲のエンディングに、真理さんは小坂明子さんの「あなた」をカバーされました。

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   ヒロ氏/天地真理 乙女の祈り 「あなた」

 真理さんの歌うカバーは、恋の風車、ロマンス、サルビアの花、小さな日記・・・・みな美しく、やさしく、すなわち素晴らしい。このことを、今からでも一般大衆、国民の皆さんに実感してほしいですね。

 神奈川県もそうですが、今年も世界でも日本でも悲惨で悲しい事件が繰り返し起こっています。有名な旧約聖書、モーセが神から告げられた十戒の第6誡、「殺すなかれ」は、仮想のゲーム画面では殺戮が容易に繰り返される現代文化の影響下にある若者と、戦争のむごたらしい悲劇を直視しない一部の若手国会議員には、特に知ってほしい訓戒と思うこの頃です。

 さて、今日の東京都知事選挙はどのような結果になるのでしょうか。この辺で、東京都民は目を覚まし、知名度優先で都知事を選ぶ腑甲斐ない歴史の連鎖を断ち切れるのでしょうか。あの舛添前知事の退任事件が鎮静したころ、TVのワイドショーのニュースでは、名古屋城でしたか、お堀に生息しているらしい巨大怪魚あるいは大型動物(ワニ?)の話題で持ちきりでした。東京都知事の公金横領と巨大怪魚やワニの逃亡が同じレベルのアリゲータな(有難い)話題なの?目を覚ませ、日本国民、目を覚ませ、東京都民!と言いたいです。この頃、ヒロ師匠が、F.B.で政治ネタのオンパレードなので、ちょっと心配しています。

 ついでに、目を覚ませ日本の大衆よ、音楽好きな大衆よ!「歌姫・天地真理の本当の歌唱を知ってください。あの清純で明るい国民的スーパーアイドルを思い出してください。天地真理、天地真理、天地真理をよろしくお願いいたします。」・・・選挙応援の感じにやってみました(笑い)。

 

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MR72 昭和40年男2016年8月号「天地真理」掲載される


 (株)クレタパブリッシングの昭和40年男,2016年8月号(7/11発行)に「天地真理さん特集」6ページが掲載されました。渡辺音楽出版元社長の中島二千六(にちろく)氏や天地真理さん御自身からのインタビューコメント、CBSソニー制作ディレクターの中曽根皓二氏、ナベプロマネージャーの菊地哲榮氏、作詞家・山上路夫氏、作曲家・森田公一氏のコメント(既往資料など)、および現・天地真理ファンクラブ所有の真理さんの近況写真・資料等によって構成された、読み応えのある充実した記事が掲載されました。
 代表的なシングルやアルバムのジャケット写真+適切な解説もあり、久々に天地真理さんに非常に好意的な記事です。ファン一同、大変喜ばしい記事となっています。

  目次昭和40年男2016年8月
  昭和40年男2016年8月号の目次。真理さんの記事は昭和46年特集の一企画。

 この年、激烈な成田(空港)闘争、日本赤軍の存在と事件、円相場変動制移行(1ドル360円から円高変動相場に)、全日空機自衛隊機空中衝突(岩手県雫石上空)などがありました。大阪万博以後の高度成長期まっただ中の日本、沖縄返還目前、それなりに激動の時代でもありました。
 中学生時代の小生、上記の社会動向は記憶にありますが、この頃、音楽で強く記憶に残っているは、洋もの映画音楽、ビートルズ、カーペンターズ、そして南沙織さんの「17才」、吉田拓郎氏の「結婚しようよ」など。そして、TVアニメならやはり「ルパン3世」の放送開始でした。

  ルパン三世放送開始013
  ルパン三世のテーマ'78(30周年コンサート)/大野雄二【公式】

  みんなの真理ちゃん全体002
  再検証昭和46年「天地真理」の1ページ目 (写真は渡辺音楽出版による)
  The Carpenters - Yesterday Once More (INCLUDES LYRICS)

 小生は、個人的には、女性のレースの衣装は苦手なほうで、少女趣味やなぜかこちらの水分を取られそうなヒダヒダが苦手です。子供の頃の図鑑で人体や生物の内臓のヒダヒダ図がトラウマなのかどうかはよく分かりませんが・・・。しかし、真理さんのレース物は、ほとんどが20才過ぎての写真なので、やはり大人びてて、けっこう大丈夫です。冗談抜きに真理さんは、何を着てても爽やかでステキです。

  70年作曲コンクールの頃か斎藤マリさん
  フォークは天地真理のルーツのひとつ (写真は渡辺音楽出版による)
  水色の恋 ソロギター/長谷川智樹さん

 記事の解説は’70年ヤマハ作曲コンクール(ポプコンの前身)について述べています。このときの真理さんはギター演奏によらないOtherwiseという曲を歌いました。したがって、このモノクロ写真は、デビューの頃の写真と思われますが、詳細は不明であります。
 聞くところによると、1971年10月の「水色の恋」のヒットが、ヤマハ作曲コンクール出身者の初のメジャーヒットとなり、後年(1972年?)、このコンクールにゲスト出演されたとか。もしや、この時、ギター弾き語りで「水色の恋」を歌ったのでしょうか?

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 スマイルマーク、スマイルバッジ、LOVE&PEACE、流行は昭和46年からなんですね。よく覚えています。この頃からでしょうか、集合写真を撮るときに「はいチーズ!」と同様に、指でV字を作って「ピース」というようになったと思いますが・・・。天地真理さんも好きですよネ!

 今回の記事のメインテーマは、真理さんのデビューと歌のヒット戦略に対する中曽根氏、中島氏、菊地氏、三名との出会いの幸運と、この仲良し三人組と真理さんの必死に取り組んだ様子(逸話)を基軸にしている「天地真理デビューの真実(舞台裏)」とも解釈されます。

 ところで、真理さんは、Y.T.で見かける当時の活動後期のライブでしょうか、自らのコメントで「天地真理は歌は下手だけど、最近は心がこもっていると言われてうれしい」と述べたことがあるようですが、とんでもない誤りだと思います。それほど、TVなどでちょっと歌う時のファルセットについて低評価を繰り返し聞かされ、本人も自信がなくなっていたのでしょうか。地声をほとんど使わない歌唱法は、ものまね上手な森昌子さん(注)に代表される演歌歌手のように短いフレーズではトップスピードにはなれないのではとお見受けします。しかし、真理さんのライブやレコーディングのように、しっかり歌う場での歌声は、美しく心がこもっていることが、歌手活動初期のデビューシングル、ファーストアルバム、テレビドラマ「時間ですよ」ですら、あまりにも明らかです。

 (注)当時モノマネ王者になるなど他の歌手のモノマネが上手で、都はるみらのモノマネを1フレーズで聴衆に納得、驚嘆させる歌唱テクニックをもっていた森昌子ちゃん。今も当時の動画がY.T.で人気ですが、よく聴くと、最も似ていないのが天地真理さんのモノマネです。発声自体が大きく異なるため、モノマネに限界があるという証拠でしょう。当時、真理さんのモノマネが最も上手なのは、キャンデーズの故・田中好子さんだったと思われます。

 今回の記事の結語に次のような天地真理さんの言葉があります。 
 『今までにいろいろなことがありました。でも、いつも歌があったから生きてこられた。45年前に3人のスタッフの方に出会っていなかったら、この日を迎えることはなかったでしょう。ソニーの中曽根さんが私を見出してくださった。中曽根さんの紹介で渡辺音楽出版の中島さんとお会いして、渡辺プロダクションに入り、菊地さんが担当してくださいました。今、私の歌は私の宝です。今も私の歌がどこかで歌われたり、放送で流れたりしていることを本当に幸せに思います。歌への思いはこれからも変わりません』(天地)

 ・・・そういえば、数日前、7月13日(水)の午後1時、車で出張中に、NHKFMで真理さんの「恋する夏の日」が流れました。番組は歌謡スクランブル「夏色のアルバム(3)」、パーソナリティーは、昨年夏の「天地真理作品集」の逢地真理子さんのようでした。「恋する夏の日」は一曲目、二曲目はご友人南沙織さんの「17才」でした。小生、驚いたり、ちょっと泣けたり。真理さんの歌はトップバッターが、やっと普通になってきましたネ。同その(2)、その(4)の放送のトップバッターは美空ひばりさんとプリプリでしたから、押しも押されぬ夏歌の代表曲という扱いです。真理さん、うれしいでしょう~!!

 恋は水色天地真理_ヒロ氏

  ヒロ氏/天地真理 薄明の恋 「恋は水色」

 記事によると、天地真理さんは、デビュー後二年間も自分の出演した番組を見たことがなかったほどに多忙なアイドル稼業に取り組んでいたのでした。後年のピンク・レディーも同様でしたが、真理さんは彼女らと違って一人歌手で、国民的アイドルのさきがけ。真理さんはどんなに多忙でもTVや地方の営業ステージで、ちょっと歌わねばなりませんでした。クラシック歌唱法のオールファルセットの真理さんにはつらい「ちょい歌」だったのでは。四十数年にも及ぶこれまでの、世間大衆の心外な低評価に、真理さんはよく耐えて来ました。その真理さんが、インターネットや動画サイトの普及などで蘇った感じがします。ファンの皆さんの動画やブログも大きく貢献しているのではないでしょうか。

  Sakurai氏天地真理日比谷公会堂011
  M.Sakurai氏 F.B.公開スナップ/天地真理さん初コンサート 日比谷公会堂
  (1972年5月28日、初コンサート「真理ちゃんと日比谷でデイト」が開かれ、
  5000人の観衆が集まりました)

  天地真理デビュー曲 「水色の恋」/4chanMameyaさん

 また、昨年度の週刊新潮の老後破産の特集に、真理さんが利用された困った事件。確かに、ファンクラブ事務局を通さない掟破りの取材と不届き至極なノーメイク写真掲載を行い続けている大手出版社・新潮社には、心やさしき一国民の人権をひどく傷つけた己の罪を(日本国憲法に反しないか)しかと認識、謝罪し、社会的責任を十二分に取っていただきたいと思うわけです。そうですねぇ~、真理さんは元祖・国民的スーパーアイドルですから、賠償請求額は事件らしく、真理さんのデビュー3年前、昭和43年(1968年)に起こった迷宮入り事件にあやかり、3億円以上としたいところですネ、ナンチャッテ。まぁ、金額はともかく、冗談抜きで、新潮社の社長殿、ホント、ホント、真理さんファンは本当に怒っていますヨ!私も毎日、通勤で、新潮社の文庫を読んでいますが、私の好きな、人気作家の沢木〇太郎さんや椎名〇さんも、こんなことあって平気なんでしょうか。

 一方、この週刊新潮の記事では、真理さんが若くして高額な収入の入る国民的スーパーアイドルとなり、その後、人気に陰りが出てきた「アイドル後の時代」、収入のジェットコースター現象にひどく苦しんだことが、一般大衆の知るところとなりました。これは、考えようによっては不幸中の幸いではないかとも思います。何故なら、今まで、アイドル後の紆余曲折の原因に関し、ほとんど説明がなかったことが、大部分の大衆が「忘れられない国民的スーパーアイドル」を、忘れたことにしていた大きな理由だったのではないかと思うからです。
 あまたの熱心な真理さんファンには叱られそうですが、今回の雑誌の極めて好意的で充実した記事は、このような負の背景について特に説明する必要がなくなった現況にも一因があるように思うのですが・・・・いかがでしょうか?


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Author:hatogairu kouen
明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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