MW09 癒しの歌声 /天地真理 No11 夏を忘れた海


11.夏を忘れた海・・・・・ライブ(私は天地真理)
 作詩:安井かずみ、作曲:森田公一、編曲:竜崎孝路
 この曲は天地真理4枚目のアルバム「明日へのメロディー」の第7曲として1972年(昭和47年)12月に発売された。天地真理お気に入りの一曲で、彼女はコンサートでは好んで度々歌ったとされる。
 この仮想CDに収録したのは、ファンには伝説のコンサートとも呼ばれる『私は天地真理』(ライブ1976.4.17,アルバム1976.6.1発売)から。デビュー曲のイメージから白雪姫と呼ばれていた天地真理は、白いシンプルなステージ衣装で、ピアノ弾き語りで歌った。

 作詞家・安井かずみは詩を言葉の遊びと言うことがあり、この詩も最後のフレーズ「知り始めた青春の日を」の解釈が難しい。詩全体からのイメージは、さしずめ「カモメがとびかう夏を忘れた海。波の音だけがするさびいしい砂浜。恋する人、愛する人はもういない。あれこそは、私の青春の日々だったわ!」とする哀惜の念を表現しているものと思われる。


   夏を忘れた海弾き語り1976

   【鎮魂】 夏を忘れた海/天地真理ピアノ弾き語り 1976

       歌詞二番より
       『夏を忘れた海 カモメがとびかう
       私はひとりぼっち 思いでのページ
       熱い風に ざわめきが
       貝に耳をあて 聞こえるの
       くちづけさえしない 二人だったけれど
       知り始めた青春の日を』

 この歌唱を何度も繰り返し聴いていると、私には、何故か歌の対象は詩の中の一人の恋人にとどまらないと思われるのです。彼女の弾くピアノはおごそかな前奏と間奏を力強くかなで、かつて幸せだった多くの恋人たち、愛する夫や妻たちを思う感情を具現しているかのようです。さらにつきつめると愛する二人の家族と隣人(となり人)、すなわち、かわいかった大切な子供たち、愛する親や兄弟姉妹、親しかった友人との突然の別れを悲しむ歌として聴くことも可能ではないでしょうか。

 2011年3月11日の東日本沿岸を襲った巨大津波は、人々から平穏な海辺の日々、元気で楽しかった夏の記憶を一日で消してしまいました。この歌唱は、自ら弾くピアノと歌声に慈悲深い愛情をこめて、悲しい人にそっと寄り添う名演ではないかと感じられます。

 産経新聞/view 復興の象徴〝ひょうたん島〟岩手県大槌町「蓬莱島」

石巻復興中20160911DSCF7182

石巻港湾20160911

夢をかなえる鐘渡波160911


 写真上;復興中の石巻湾岸、写真中;石巻港湾合同事務所の津浪高さ表示2011.3.11、写真下;石巻市渡波(わたのは)の夢をかなえる鐘(2016.9.11)

 しあわせ運べるように~東日本大震災被災者の皆様へ/森祐理

 
女川160911DSCF7196

女川新街20160911

女川2016DSCF7207


 宮城県女川町の復興状況。写真上;海岸部の復興工事と震災遺構。写真中;復興した女川駅に続く新しい商店街。写真下;女川の元気な皆さん(2016.9.11)


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hatogairu kouen

Author:hatogairu kouen
明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR