MW11 癒しの歌声/天地真理 No.16~20

 
16.春の風が吹いたら・・・・・ライブ(私は天地真理)
 ライブアルバム「私は天地真理」(1976.6.1リリース)の第4曲
 オリジナル/歌:吉田拓郎(1973年)
 作詩・作曲:伊庭啓子、編曲:竜崎孝路
 「ひとりで空を見ていたら やさしい風に包まれた/春の野原の菜の花を あなたにつんであげたいの」と始まる歌。天地真理がさわやかな春空の下、自然に口に出しそうな明るい言葉である。
 「明るい朝の光より 夕焼け雲の色が好き/空行く鳥に身をかえて 夕焼け追って行きたいの」とは、彼女の本心ではないかとも思われるほど、たいそう楽しく伸びやかに歌っている。
 寒い冬が(生きることが)つらい時、苦しい時、この曲を聴くと春を待つ心がよみがえり、元気になれる。

  藪野桃太郎さん 春の風が吹いたら/天地真理ライブ♪


  歌う真理さんPB180018-200

 17.若葉のささやき
 1973年(昭和48年)日本レコード大賞編曲賞を受賞した作品。
 作詩:山上路夫、作曲:森田公一、編曲:竜崎孝路。天地真理6枚目のシングルで、1973年(昭和48年)3月21日リリース。シングルの売り上げでオリコン一位となった五曲のうちの一曲。
 「若葉が町に急に萌え出した/ある日私が 知らないうちに」で始まる。脳内の血液がα波でサラサラになるような快感を伴う旋律とファルセット。
 「愛はよろこび それとも涙/いつか私もわかるでしょう。」、「若葉が風と ささやく町を/愛を心に私はゆくの」と、恋も失恋も、どちらも糧に、私は青春のまっただ中です!と歌う希望に満ち溢れた若々しさいっぱいの珠玉の一曲。
 どんな雪深い土地にも、目を覆うような痛手を受けた太平洋沿岸の谷間にも、緑が豊かに光り、爽やかな風が吹く、春が必ず来る。若者にも年配者にも、「生」の歓び、元気を呼び起こす。天地真理のいくつもある癒しの名曲の中、傑作の名曲である。

   takebayashi.さん 若葉のささやき/天地真理 mpg

   poko955さん 若葉のささやき/天地真理 (1973)

 18.愛を呼ぶ春
 アルバム「空いっぱいのしあわせ/オリジナル・ポップス&フォーク」(1973年12月5日リリース)の第4曲から。作詩・作曲は、同アルバムのファルセットが空に突き抜けるような名曲「銀座ひとりぼっち」と同じく、なかにし礼と鈴木邦彦のコンビ。
 アイドル・天地真理と対極にある「熱唱する歌手・天地真理」の代表的作品。言葉のはしにいつもの優しさを秘めつつも、全体に元気はつらつとさせるエネルギー満載の一曲。「若い命」をブイブイ唄う真理ちゃんがここにいる。

 19.ひとりじゃないの(Mプロジェクト)
 Mプロジェクトによる東日本大震災復興支援ソング。2011年よりiTunesで配信中。
参加歌手は、石川ひとみ、伊藤蘭、太田裕美、大島花子、桑江知子、サエラ、ザ・リリーズ、ラヴァーズソウル、広谷順子、中尾ミエ、松本明子、michiko、山下久美子(順不同)。
 天地真理を知る歌手が中心となって、現在、かつてのファルセットで歌唱が困難な天地真理は参加していないが、心の温かな女性歌手が心を合わせて唄っている。曲の途中、中尾ミエの伸びやかな声が傑出し、伊藤蘭(元キャンディーズ)が歌詞を朗読する。
 Mプロジェクトは被災地復興支援としてさらに、2013年4月17日、ニューアルバム「みんなの声(うた)~若いってすばらしい」を発売。16曲中のエンディング曲は、先に発売した上記の「ひとりじゃないの」となっている。ちなみに「若いってすばらしい」は、天地真理の作詩でおなじみの安井かずみが1966年にヒットさせた代表曲名。

   Mプロジェクト公式サイトはこちらから

 20.子守唄 母の愛・・・演奏:天地真理クラシック・ユニット 3:44
 天地真理が作曲したクラシックの小品。編曲は有木竜郎。2012年10月1日から2014年12月27日までFM軽井沢で毎週土曜日、夕方5時45分から6時まで放送された天地真理ミュージック・コレクションのエンディング曲。
 渡辺音楽出版(株)の全面的協力の下、天地真理ファンクラブ(代表:実娘・青木真保)が制作した器楽演奏集「AMACHI MARI ORIGINAL MUSIC COLLECTION」(2012年7月1日発売)に収められた5曲のうちの第1曲。
 今もピアノを奏でる天地真理がピアノで作曲したと思われるが、ピアノとクラシック・オーケストレーションによって、大地や海原のごとく大きな母の愛に感謝する一曲。英才の音楽教育を含め、わが娘に愛情をふり注いだといわれる亡き母(注1)を想う熱く厳かな名曲である。
  天地真理は、1983年2月、現時点で最後のシングル「私が雪だった日」を発売して以降、芸能界の荒波にもまれ紆余曲折の人生を送るも、わが子・青木真保を育て上げた。その後、くしくも東日本大震災直後の2011年4月、自身のファンクラブが再結成した。たしかに、音楽家・天地真理が存在することを感じさせる秀作。

 (注1)青木真保さんのツイッターによると、祖母様の御命日は1月12日とのこと。合掌。

(おわり)

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明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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