BL05.1【冠TV番組】


【冠TV番組】
 1972年から1975年にかけて、テレビで冠番組の『真理ちゃんシリーズ』(TBS系列、毎週木曜日19:00-19:30)を担当し、次の5シリーズが放送される。

 1) 『真理ちゃんとデイト』(1972年10月5日-1973年3月29日)
 2) 『となりの真理ちゃん』(1973年4月5日-9月27日)
 3) 『とび出せ!真理ちゃん』(1973年10月4日-1974年3月28日)
 4) 『アタック真理ちゃん!』(1974年4月4日-9月26日)
 5) 『はばたけ!真理ちゃん』(1974年10月3日-1975年3月27日)

 内容はおもに人形たちとともに天地が童話等を題材とした小歌劇を演ずるというものであった。天地真理は自身、ラジオ番組で子供が好きと語っており、そのやさしく明るい「歌のお姉さん」として当時の低年齢層視聴者の人気を独り占めにした。

   冠番組005

   ATOZ2012さん「真理ちゃんとデイト」オープニング



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 真理ちゃんシリーズについて

 天地真理が一世を風靡した1970年代前半は、カラーテレビが急速に普及した時代である。その普及率は70年には20%台だったが、天地がデビューした71年には40%を超え、人気が爆発した72年には60%台に、そして絶頂期の3年には80%近くへと、‘‘真理ちゃんブーム”と比例するかのように飛躍的に伸びていった。カラフルな夢の世界を歌って国民的アイドルとなった天地真理は、まさにカラーテレビをステージに成長したと言えよう。デビュー作のTBSドラマ「時間ですよ」が、天地の登場した第2シリーズからカラー化されたのも象徴的である。

 そんな天地真理にとって、代表作と呼べるテレビ番組がTBSの真理ちゃんシリーズだ。アイドルの名を冠したバラエティー番組のルーツとも言え、毎週木曜日19時というゴールデンタイムに全国放送され高視聴率をマーク。30分という放送時間に歌とメルヘンの世界を凝縮した構成が、子どもたちの圧倒的な支持を得たのである。2クールごとにタイトル、内容をリニューアルしながら実に2年半も続く人気番組となった。DISC1では、この真理ちゃんシリーズでの歌唱映像がふんだんに楽しめるが、ここではシリーズ5作品を簡単に紹介しておく。

 〇真理ちゃんとデイト
(1972年10月5目~1973年3月29日放送)
 石森章太郎(後の石ノ森章太郎)がキャラクターデザインを手がけた人形とともに、楽しいおしゃべりと、オリジナルや童謡を中心にした歌を披露するバラエティーショー。ゲストはザ・ドリフターズ、いしだあゆみ、南沙織、沢田研二、布施明、ちあきなおみ、堺正章、井上順、萩本欽一ら多彩な顔ぶれ。阿久悠十小林亜星が書き下ろしたテーマ曲は04年、渡辺音楽出版のレーベルから出た「ゴールデン・タイム1~TVバラエティ・ヒットパレード~」でCD化された。

 〇となりの真理ちゃん
(1973年4月5日~9月27日放送)
 ちびっ子たちの絶大な支持を受け、第2シリーズは人形に加え子どもたちと共演する“ミュージック・ホームドラマ”へと装いを一新。共演の子どもたちは公募によって集められたが、オーディションには全国から1万人以上の応募があったという。合格者は当初6人の予定だったが、審査に立ち会った本人の希望で倍の12人に増やされた。「ピアノの先生か幼稚園の先生になりたかった」という子ども好きの天地真理らしいエピソードである。テーマ曲は福田陽一郎と宮川泰が担当した。

〇とび出せ!真理ちゃん
(1973年10月4日~1974年3月28日放送)
 第3シリーズの特徴は、何と言っても楽しいミュージカル童話劇。「白雪姫」「青い鳥」「シンデレラ」「眠りの森の美女」「ほらふき男の大冒険」「小公女」「家なき子」「鶴のおんがえし」「アルプスの少女」などを、森田健作、江利チエミ、谷啓、ハナ肇、にしきのあきら、布施明らのゲストとともに週替わりで繰り広げた。テーマ曲は山上路夫+森田公一コンビが手がけている。天地真理の新曲をいち早く聴けるのも、このシリーズの魅力であった。

〇アタック!真理ちゃん
(1974年4月4日~9月26日放送)
 シリーズ中、最もバラエティー色豊かな作品。基本的に公開録画という初のスタイルで、生演奏の迫力や客席とのふれあいも重視した構成となった。歌のゲストに加え、桂三枝、あのねのねらも出演。コミカルな演出も施されたほか、天地真理のドラムと小柳ルミ子のダンスの共演など、この番組ならではの趣向を凝らした企画も披露されている。
 ジャンボな着ぐるみ・ヌー坊も人気を呼んだ。テーマ曲は阿久悠と森田公一によるオリジナル「あなたとともに」。

〇はばたけ!真理ちゃん
(1974年10月3日~1975月3日27日放送)
 シリーズ最終作は、天地真理のその後の方向性を予感させるミュージカル仕立ての構成となった。それまでの幼い童話劇とはひと味違い、題材は本格的な世界名作文学。「赤毛のアン」「秘密の花園」「あしながおじさん」「森は生きている」「雪の女王」「若草物語」「ピーターパン」といった物語をいききと好演した。相手役は西條秀樹、高岡健二、仲雅美、志垣太郎らが務めている。テーマ曲は伊奈洸、井上忠夫(後の井上大輔)による「新しいともだち」である。

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明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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