MR47 岩崎宏美さん「思秋期」について


 岩崎宏美さんは1958年11月12日生まれ。1958年は昭和33年、長嶋茂雄さんが巨人軍に入団し、東京タワーが完成した年。小生も早生まれで学年は違いますが、この年生まれです。

 同じ年生まれの森昌子さんは、天地真理さんの全盛期、1972年7月、中学生でデビューし、桜田淳子さん、山口百恵さんと中三トリオとして活躍したのは有名な昭和文化史です。実は岩崎宏美さんは、高校では森昌子さんと同期ですが、岩崎さんのデビューが1975年4月と少し遅かったため、中三トリオよりけっこう若いと誤解していました。また、1975年のデビューに太田裕美さんがいますね。

 天地真理さんは、昨年の天地真理ファンクラブ会報14号(2014.9.25)で、テレビ朝日「ベスト30歌謡曲」の収録の頃の思い出を掲載しています。
 この中で、『「愛のアルバム」を歌っていた頃、突然、とてもきれいな歌声がスタジオから聴こえて来て、この人はうまいなーと思いました。それは岩崎宏美さんでした。今もあの感動を覚えています。』と語っています。
 真理さんの「愛のアルバム」は1975年4月の発売ですから、時期的には岩崎宏美さんのデビュー曲「二重唱(デュエット)」を聴かれた可能性がありますが、「感動を覚えた」とすると、真理さんが主演ミュージカル中、その後、次のシングル「さよならこんにちは」(9/1発売)まで愛のアルバムを歌っていたとしたら、むしろ宏美さんの伸びのある歌声が印象的なレコ大新人賞を受賞した「ロマンス」(7/25発売)だったのではないでしょうか。
 岩崎宏美さん、2番目のシングル「ロマンス」がいきなりオリコンチャートで1位。天地真理さんが2番目のシングル「ちいさな恋」で颯爽と1位になったのと同じ。一躍脚光を浴びた高校生でした。「あなたお願いよ 席を立たないで」の歌詞と若々しく力強い美声が印象的。劇場やテレビ前から、席を立ちづらくなりました・・・・ウソウソ。

  岩崎宏美 ♪ ロマンス ♪

  岩崎宏美 ♪ 未来 ♪
           
 さて、天地真理さんのFM軽井沢特集を企画、放送する太田忠さん。氏は動画サイトでピアノ名演を多数アップしていますが、意外や歌謡曲の選曲が幅広いようです。
 今年も秋が深まり、氏のピアノ演奏をいくつか聴いているうちに、岩崎宏美さんの「思秋期」を気に入り、ご本人の歌唱も繰り返し聴くようになりました。

  

  思秋期 【岩崎宏美】 -太田忠(ピアノ)

 この歌は1977年9月、宏美さん18才の時のリリースで、若くして日本レコード大賞の歌唱賞を受賞した名曲ですが、次にあるように、宏美さん自身にも特別な歌とのことです。
 ちなみに、1977年は、天地真理さんは体調不良(後年の真理さん談話では、超絶の人気が下降したことによる心労とのこと)で長期休業していた時期でした。

【産経ニュースHP、話の肖像画、歌手・岩崎宏美から】
 岩崎宏美さんは、東京の下町、深川の出身。製材機械製作会社の経営者である父のもとに生まれた3姉妹の次女。
 『厳格な父でした。「スター誕生」で優勝してデビューが決まったときも「俺は聞いてない」と言って反対しました。テレビで見ていたくせに…。受からないと思っていたんじゃないですか(笑)。
 父は当時、あまり家にいなかったので怖かった。一度も口答えしたことがなかったけれど、ここで我慢したら絶対後悔するなと思って「じゃあ、20歳までということでお願いします」と言って返事も聞かずに父の部屋を出ました。
 結局、私の初めてのバラード「思秋期」を聴くまで、父は私が芸能人を続けることを認めてくれませんでした。「思秋期」は父を説得してくれた思い出深い曲です。2番に「卒業式」っていう言葉が出てくるんですけど、多感な時期だったので、泣いてしまって何度も歌を録音し直しました。』

   産経ニュース 歌手・岩崎宏美(2)

 岩崎宏美さんは前夫との間に2男をもうけましたが、離婚に際し、親権ばかりか養育権も奪われ、大変つらい思いをされたそうです。それが、後にミュージカル俳優と再婚し、二人の子供が成人して自由に母親に会うようになり、ご自身のコンサートにも来てくれ、幸せをかみしめているとのことです。
 岩崎宏美さんは、現在までの長い間、第一線の歌手として活躍されていることは周知のことでしたが、芸能情報に疎い私など、彼女がこれほど精神的苦痛を味わった方なのだと知り、何故か一段と親しみが感じられる秋となりました。

 思秋期より

 「青春はこわれもの 愛しても傷つき
  青春は忘れもの 過ぎてから気がつく」

 「無邪気な春の語らいや
  はなやぐ夏のいたずらや
  笑いころげたあれこれ 思う秋の日」
  ♪♪♪

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ヒロリン!

こんちわ、ハトが居る公園さん。お元気ですか?熊五郎です。
このたび、岩崎宏美さん(ヒロリン=愛称)をご紹介していただき感謝いたします。熊五郎はヒロリンがデビューすると同時にファンクラブへ入会するほどのファンでした。ヒロリンは、1958年11月12生まれの江東区深川出身。中学まで成城学園に通っていました。成城学園高等部は規律も厳しかったので堀越へ転向したと聞いております。私もちょうど小田急線沿線を通学に利用していたので会えるかなと期待いたしましたが、そんな淡い期待もなく一度も会えませんでした。(笑)デビューから85年まで毎年コンサートへ出かけておりました。何がすごいっかって、毎回必ずマイクなしで歌う場面があり、一番後ろの席まで声が響くほどの声量に感動したことです。真理ちゃんともまた違う魅力のある歌手です。今でも大事にレコードを保管しています。

Re: ヒロリン!

熊五郎さん、温かく楽しいコメントありがとうございます。
> このたび、岩崎宏美さん(ヒロリン=愛称)・・・はじめて聞きました。ヒロリンですか~)^o^(
>ヒロリンがデビューすると同時にファンクラブへ入会・・・すごい!

東京はスターがいるけど一般市民も多いので、会えそうで会えませんね。でも、私も生の天地真理さんに二回も会えて、握手していただいたり、花束を持って行ったり・・・ウソみたいです。

若いアイドル歌手の生の歌声は、恥ずかしながら、酒井法子と三陸出身の臼澤みさきしか聴いたことがありません。
岩崎宏美さんは、のどのポリープの手術後、耳鼻咽喉科の先生に診てもらいながら、コンサートを続けているそうです。真理さんも含め、本物の歌手は皆さん大変ですね。でも、宏美さんは、歌手は私の職業だからって、明るい方ですなぁ~。
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Author:hatogairu kouen
明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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