MR53 筒美京平作品と天地真理(その2)LP「小さな人生」


 2016年、平成28年、新年明けましておめでとうございます。全国的に、暖かいお正月だったようですが、小生は三陸の実家で、もうじき3才になる孫のS君とラグビーごっこをしたり、大正15年生まれ(なんと今年90才)の母が住む実家の細かな修繕をしたり、楽しく帰省をしてきました。

 新年の始まった会社(建設コンサルタント)では、震災からもうじき5年となるため、土地のかさ上げ・造成と防潮堤等の海岸の復旧設計の追い込みや、公共団体の復興建設マネジメントのお手伝い、老朽化インフラの調査・対策など、相も変わらずの忙しい一週間でありました。

 次のニュースは今日はいった地元にライブ会場が出来たニュースです。今年は、東北でも天地真理さんのスクリーンコンサート、やってほしいで~す!

  釜石PIT心の復興だよ

 エンターテインメントを通して東日本大震災の被災地を支援する一般社団法人チームスマイル(東京)のライブ施設PIT・・・江東区、いわき、仙台、かましい
  <釜石PIT>白熱ライブ始まるぜ・・・心の復興拠点できる

 ところで、お正月らしいコンテンツを発表された方は・・・おやおや、いらっしゃいましたネ。

   2016お正月ヒロさん

hiroIGA51氏 2016 真理さん明けましておめでとう! 「空いっぱいの幸せ他」

 さて、年末から、勉強している筒美京平作品のことですが、氏の略歴を、先月リンクした日本音楽著作権協会JASRCの会員作家インタビューのページ等からおさらいをしてみましょう。

『 筒美京平氏略歴
 1940年、東京生まれ。小学校から大学まで青山学院。
卒業後1963年、日本グラモフォン・レコード株式会社(後のポリドール)に入社。4年間洋楽ディレクターとして勤める。
 1966年、作家デビュー。作詞家橋本淳氏とのコンビ作家として活動と同時にすぎやまこういち氏に師事、編曲も始める。
翌年(67年)ヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」が初のヒットとなる。同年、グラモフォン退社。
 1969年「ブルー・ライト・ヨコハマ」で日本レコード大賞作曲賞を受賞。
その後、2回のレコード大賞と計5回の同作曲賞を受賞。
 1997年、作家活動30周年を記念して約2650曲の作品のなかから163曲を厳選したコンピレーション・アルバム「HISTORY」をリリース。ヒットチャートのベスト10入りした作品は202曲(うち1位は38曲)[2002年5月20日付現在、(株)オリコン調べ]

代表曲
「ブルー・ライト・ヨコハマ」いしだあゆみ
「また逢う日まで」尾崎紀世彦
「17才」南沙織
「さらば恋人」堺正章
「赤い風船」浅田美代子
「私の彼は左きき」麻丘めぐみ
「よろしく哀愁」郷ひろみ
「ロマンス」岩崎宏美
「木綿のハンカチーフ」太田裕美
「魅せられて」ジュディ・オング
「セクシャル・バイオレットNo.1」桑名正博
「スニーカーぶるーす」近藤真彦
「人魚」NOKKO
「やめないで、PURE」Kinki Kids
他多数 』

 このように、筒美京平氏は、現在も活躍中であり、結果的に新人賞に輝いた若手らに幅広く楽曲を提供し、その若手歌手の歌声や性格の特徴を生かした曲作り、売れる曲作りをおこなった秀でた流行作家であることが分かります。天地真理さんに関連しては、仲良しのお友達、太田裕美さん、南沙織さんの代表ヒット曲が、筒美京平作品であることは特筆することだと思います。

 次に、天地真理プレミアボック解説文(中崎あゆむさん,2006年6月)から、アルバムLP「小さな人生」の解説を、掲載してみます。この中で、天地真理さんのレコードセールスを再浮上させようとする努力が描かれており、筒美京平作品の重要性、筒美氏も関連する真理さんと太田裕美さんの親しい間柄も記されています。

 筒美京平作品やLP小さな人生については、スリーピーさんのブログに詳しい解説があることに遅まきながらきづいた小生ですが、歌手として大きな方向転換を図ろうとしながら、何故、レインステーション等の名曲をシングルカットしなかったかが、少し気になりますね。先輩の方々とかぶる論点もあるでしょうが、ちょっとゆっくりと考えてみたいと想う2016年の年はじめです。

『アルバム・コレクション(6) 「小さな人生」(1975年12月21日リリース)
 昨日を確かめながら、新しい光を求めて進む青春のメモリアル・アルバム

  LPレコード小さな人生
  LP「小さな人生/天地真理」・・・ネット上からの借り物画像(本物がほしいヨ~ン)

 75年3月、TBSのバラエティー番組「はばたけ!真理ちゃん」が最終回を迎え、2年半にわたり5作続いた真理ちゃんシリーズは終了。天地真理は長年取ることができなかった休息と充電を兼ね、2月から3月にかけ約1ヶ月のヨーロッパ旅行へと出かける。
 帰国後にはミュージカル「君よ知るや南の国」への主演が決まっており、歌やテレビだけでなく舞台もこなす本格的なエンターテイナーヘと新しい未来が広がっているかのように見えた。大人への脱皮を図る新曲づくりも進むなど、本人も周囲も希望に満ちた旅立ちであった。

 しかし、これが急激な失速の始まりとなった。一時とは言え、毎日のように出ていたブラウンから姿を消すことは当時の歌手にとって大きな打撃であり、まして全盛期を過ぎていた天地真理には致命的な結果をもたらす。
 ミュージカルは成功を収めたものの、4月にリリースしたシングル「愛のアルバム/京都でひとり」、5月に臨時発売したミュージカルの主題歌「初めての涙/君よ知るや南の国」のセールスは一作ごとに下降していく。
 それに加え、ここぞとばかりに襲いかかるゴシップの嵐。人気絶頂期には、ものともしなかった天地真理だったが、この時は精神的にも追いつめられ、いつしか情緒不安定に陥ってしまったようである。

  ひこうき雲氏 天地真理 愛のアルバム(ライブ)

(注)この動画コメントには皆さんの歌の高評価があります。天地真理さん、大衆の皆様、この時のレコードセールの降下と歌の実力は関係ないのではないでしょうか。冠番組の子供に大人気の明るく可愛いお姉さん・天地真理のイメージを、大衆はぬぐいきれなかっただけなのでは。超ド級アイドル・戦艦ヤマトには急な旋回はできない。今から言うと、周りの海、大衆もその変化を受け入れるのに時間を要したと思われます。(小生の仮説ですが、太田忠さんもFM軽井沢の放送で何か言ってましたよね・・・)

 中曽根皓二+中島二千六コンビに代わり、担当ディレクターになった白川隆三(CBS・ソニー)や原正志(渡辺音楽出版)らスタッフ陣は、そんな状況を心配し曲作りの過程においても、天地真理にプラスになるような配慮を行う。
 それが、山口洋子十安井かずみという女性作詩家2人による異例の合作シングル「さよならこんにちわ/明日また」である。銀座でクラブを開いていた山口、その生き方が多くの女性の憧れであった安井の両氏から、人生のヒントを見つけてほしいという親心だったようだ。作曲および編曲は、次作の「夕陽のスケッチ/小さな人生」とともに筒美京平が担当。天地真理を立ち直らせようと懸命の努力が続けられた。

 その2枚のシングルを収録したアルバムが、隠れた傑作「小さな人生」である。白川が得意とする明確なコンセプトに基づいたアルバム作りが行われ、天地真理のシンガーとしての力量がいかんなく発揮された意欲作に仕上がった。
 想い出をフラッシュバックするような「一枚の写真」から始まり、ほのかな希望が見える「小さな人生」で終わるが、白川によると、構成通り「過去のことを良い想い出として封じ込め、明日の小さな夢、小さな人生に向かって歩いて行きましょう」という意図で制作したという。』

(つづく)


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明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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