MW19 被災地への歌


 今年四月の熊本地震から、もう半年。夏から台風が来て、いまや台風本番の秋、紅葉前線も南下します。新聞報道では、支援物資が配達されずに倉庫に山積みという報道もあります。直下型地震、住居・インフラの復旧に、まだまだ時間がかかります。ただ、熊本城修復も徐々に始まっていると聞いています。
 ※熊本・大分両県出身の芸能人が多い中、大御所の水前寺きよ子さん、コロッケさん、森高千里さんらも頑張っています。熊本・阿蘇・大分地方の地震被災地の皆さん、元気を出してください。(追記2017.1.21)

 大阪出身のゴスペルシンガー森祐理(ゆり)さん。阪神淡路の震災で最愛の弟さん(当時、神戸大4年)を失い、自らの心の大きな傷をいやすためにも、多くの被災地で歌い続けています。ちなみに「しあわせ運べるように」は神戸でご自宅が被災した音楽教員の臼井 真さんの作品として、地元の復興の励みにされている名曲です。

 今回の熊本地震と同様な直下型地震による新潟県中越地震では、女性歌手、平原綾香さんの「ジュピター」が人気だったと言われています。



 また、東日本大震災には、EXILE(エグザイル)、AKB48、小林幸子、森昌子をはじめ多くの歌手が被災した太平洋沿岸を訪れ、被災者を勇気づけるパフォーマンスを披露してくださいました。
 特に、EXILEのRISING SUN(ライジング・サン)は圧巻、南三陸町の仮設ステージのパフォーマンスは涙もので、かの地の若者を勇気づけました。この歌は東日本大震災のチャリティーソングです。

 一方、被災地出身者が被災地を応援する温かいパフォーマンスも続いています。

 1)皆さんも良くご存じの仙台市出身の羽生君は、今や、オリンピックチャンピオンで世界トップクラスのフィギアスケート選手です。彼は、日本でも世界でも被災地を励ます渾身の演技が特徴です。

  羽生結弦/一番似合う曲「ロミオとジュリエット」

 2)岩手県陸前高田市出身の超有名な千昌夫さんは、大船渡出身の新沼 謙治氏とともに、NHKのチャリティーコンサートなどで活躍しています。

  星影のワルツ/千昌夫 (1966)

  新沼謙治 「ふるさとは今もかわらず」 合唱付き

 3)町長と役場職員を大津波にさらわれ、当初、行政が麻痺した岩手県大槌町。この町出身の天才民謡歌手「臼澤みさき」は、震災直後、ジュニアの部で全国優勝した経歴の民謡歌手として慰問団に加わり注目されました。彼女は、すぐさま中学生で歌手としてテイチクからデビューし、次々と新曲を歌い、全国でコンサートやTV・ラジオ番組に出演しています。
 現在、岩手県の県庁所在地、盛岡の高校生、17才です。楽しい高校生活でしょう。「不来方のお城の草にねころびて 空に吸われし十五の心」(啄木)。来年は、卒業かな、さてその後はどのような道を進むのでしょうか。

  臼澤みさきデビュー曲/故郷~Blue sky homeland~

  臼澤みさき/友輝~Red sky homeland~アニメ「秒速5センチメートル」

大槌新聞_1

 この大槌未来新聞は2012年9月発行、大津波の震災から一年半でした

  臼澤みさき17歳!/鳥になりたい feat.江崎とし子

  花は咲く/臼澤みさき 20160308

  今回の熊本地震は余震が多く地震活動が今も活発です。
  余震が落ち着けば、多くの熊本出身の俳優や歌手が地元を励ましに来るでしょう。




 
 AKB48のメンバー(高橋みなみ他)が、「 誰かのためにプロジェクト」で、昨年の震災発生日、2015年3月11日にイオンタウン釜石の復興ライブに来てくれたそうです。歌は「希望的リフレイン」。大切な人たちの命を圧倒的な災害が一瞬に奪った結果のストレスは、長期に及びます。本当に、こころのケアは大切ですね。このパフォーマンス、生で見たかったです。



 同日、同プロジェクトで、AKB48ほかのメンバーが石巻に来てくれたのでした。AKB選抜総選挙No.1、今、博多HKT48を率いる”さっしー”こと指原莉乃(さしはら・りの)さんは、大分市出身。大分県も阿蘇・由布院をはじめ地震被害が生じています。彼女は九州人、大物ですね


 
 同じくAKB48による「桜の花びらたち」(石巻市)。平成の名曲かもしれません。皆さん、振り付けが、腕と手のひらが桜が舞い散るようにきれいです。なかでも指原さん、一ぬけの素晴らしさ。なんでも一位はすごい人ということですね。
 皆さん、右利きが多いのでしょう、左手でマイクを持ち右手で振り付けを表現します。ふと考えると一人と言えど、おはしが右利きの天地真理さんは、恋する夏の日、右手でマイクを持ち、左手、左腕で、見事にリズミカルに振り付けを踊りました。当時、絶頂のNo.1アイドル、さすがというほかありません。


 

 上の動画は被災地支援活動を紹介したAKB48公式映像(2015年版)です。震災の2011年から交通と宿泊環境の不便さを顧みず、荷台が開くとステージになる保冷車のようなトラックで、大槌町などに来て、被災地の皆さんを励ますべくミニコンサートを敢行していたAKB。東日本大震災から五年になっても支援を続けてくれていますし、新潟や神戸にも出向いているとのことです。
 確かにAKB48は、正規メンバーが48人という建前なのでしょうが、海外メディアから多すぎて個人が分からないとか、天地真理さんのように一人で国民的なスーパーアイドルであったかつてのアイドルにとてもかなわないとか酷評される時があります。
 しかし、2011年からの今までの活動を見ていると、首都圏からははるかに遠方で不便な土地に出かけ、精いっぱい歌い踊り、喜んで地元との交流をしています。
 若い女性たちといえどやはりつらく厳しいなと思った時もあったでしょうから、彼女らの労と愛情という被災地支援に、深く感謝したい気持ちでいっぱいです。きっと、もうじき熊本と大分で明るい歌声とシャープな踊りを披露してくださるでしょう。
 ファイト、AKBグループ!!

 最後は、公共CMじゃないけど、何度でも名曲「ひとりじゃないの」です。それにしても、東日本大震災直後、何度も繰り返しO.A.された公共広告機構のTV.CM、ポポポポってなんだったのでしょう?


(おわり)

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明るき癒しの歌声、天性のファルセットを紹介し、悩める日本人を応援します。

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