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MR66朝日新聞土曜版「もういちど流行歌」について


 最近、朝日新聞の土曜版は「もういちど流行歌」という特集記事を2頁目に連載しています。さくらさんの掲示板に、最近、しんりさんが熱い投稿をされているので、ご存知の方も少なくないのでは。
 連載では、4月2日版で1977年12月のオリコン1位、ピンクレディー「UFO」、4月16日版で1977年4月の4位、キャンディーズ「やさしい悪魔」、5月14日版で1973年11月の1位、南こうせつとかぐや姫の「神田川」が取り上げられています。

 しんりさんが不満なのは、この5月14日版、真理さんの「空いっぱいの幸せ」が3位なのに、文章にはふれられていないことだと思います。わたしも全く同感ですが、同じく6位の野口五郎「愛さずにはいられない」、8位の西城秀樹「ちぎれた愛」にも触れられていません。当時、熱狂的なファンをもったアイドル歌手はさけているようにもみえます。

 この記事は朝日新聞デジタル(無料会員登録可)で、ネット上で期間限定ですが人気投票が出来ます。私も、しんりさんらに続けと、天地真理さんに一票入れることに間に合いました。1973年(昭和48年)、真理さんが「若葉のささやき」と「恋する夏の日」でオリコン一位を獲得した年、この間、5月に浅田美代子さんの「赤い風船」が一位になっています。このときの月刊オリコンの一覧表が示されており、読者は「赤い風船」に対するコメントと、他に読者が一番気に入っている曲についてコメントします。当然、小生はこの月の3位「若葉のささやき」を選びました。

 皆さんは、投票できましたか。来月6月といわれる「赤い風船」の記事が楽しみですね。史実は、浅田美代子さんの新鮮な可愛らしさに加え、森光子さん、キリンさん、堺正章さんらのドラマ「時間ですよ」とスーパーアイドル天地真理さんの爆発的人気の影響下のヒットだったと評価されるべきでしょう。

 朝日土曜版、本日5月21日は1990年12月(たしか湾岸戦争がありました)、KANの「愛は勝つ」、次回は真理さんのレイン・ステーションと同じ月に発表された太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」(1976年)とのことです。

 朝日土曜流行歌20160514

 ひるがえって考えると、われわれがマスメディアに一喜一憂するのは、昭和育ちだからかも知れません。
 今や、ネット社会で、衛星放送やケーブルネットもあり、文化の嗜好は多チャンネル時代です。若者はテレビを見ないといいます。
 われわれ天地真理さんの歌と性格の、本当の魅力に気づいたファンは、マスメディアに依存せずとも、多チャンネルで、ボーカロイドやアンドロイド・ロボットもありうる時代、いろいろな方法で、「やさしい笑顔と美声の天地真理さん」を、われわれ自身の手で盛り上げていくのも、楽しいことと考えたい。
 甘いかも知れませんが・・・、マスメディア側の日本人は、少し前には、戦艦ヤマトを万里の長城同様、無用の長物と切り捨て、今年、北海道・函館に乗り入れた新幹線の最も重要な施設、青函トンネルを、利益が上がらないので、ふたをしてキノコを栽培したらどうかと、あざわらっていたのでした。今や、広島に立派な「大和ミュージーアム」が超人気となり、北海道新幹線がさらに札幌まで延長される工事が始まっているのです。あきらめてもつまらない・・・甘いかも知れませんが。

 さて、話はかわって、メディアの露出は少なくとも、その実力を知られる歌手に、長谷川きよしさんがおられます。「別れのサンバ」、「黒の舟歌」、1969年のデビューから兄が好きでして、わたくしも影響され気に入っておりました。
 長谷川さんは、普段はテレビ出演はおさえて、地道にライブをされています。1949年、東京生まれ。東京教育大学付属盲学校出身。高校三年生でシャンソンコンクール4位入賞。視力が幼少から御不自由でしたが、音楽の才能があり、歌を一生のお仕事にされています。今も、さらにギターの弾き語りに磨きがかかり、最近も海外で好演されています。

 

 長谷川きよし/ 別れのサンバ 1969年(昭和44年)

 

  長谷川きよし 公式Webサイト

 ところで、天地真理さんは、全盛期、大観衆の声援の中で歌うことが多かったのですが、43周年記念で、彼女の真ん前のテーブルで聴いたとき、眼鏡をかけた真理さんが楽譜を真剣にみて、若き日の高音のファルセットは出せなくとも、ファンの為に一生懸命に歌う姿に、皆、黙って聴き入り、静かに深く感動した時間でした。聴衆の数は100人に満たないかもしれない小さな地下のライブハウス。でも、とても暖かく大切な時間でした。真理さんの全盛期にはありえないうれしい機会でした。

 「天地真理」の名前が新聞や週刊誌の記事の一部に、オリコンの上位ランクにあがった史実が、繰り返し記事に載っても、たやすくメインの記事にはならないかもしれません。
 
 しかし、50代後半、60才も近い小生は正直申し上げると、「もう一度歌謡曲」といっても、興味のあるのは天地真理さんらの三人娘、キャンディーズ、ピンクレディーら主に1970年代に活躍した歌手、およびその先駆けとなった前の東京オリンピックの頃にデビューし活躍された舟木一夫さんら四天王、そして吉永小百合さんらであり、今、南こうせつさんの「神田川」と言われても、どうも元気になれない、ちょっとつまらない話題であります。

 ちなみに、以前の記事MR62で紹介しましたが、次の方のブログに、1968年~1980年のオリコンチャート1位曲のデータ一覧表があります。天地真理さんのオリコン1位曲は、御存じのように、「ちいさな恋」、「ひとりじゃないの」、「虹をわたって」、「若葉のささやき」、「恋する夏の日」の5曲ですが、当時、前後にヒットした曲の組み合わせは、大変興味深く、再掲いたします。
 
 はまのおと@niftyココログ オリコンチャート1位 1曲目から140曲目まで


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hatogairu kouen

Author:hatogairu kouen
大津波の甚大な被害は住民にも地域にも大きなPTSD(心的外傷後ストレス障害)。「夏を忘れた海」と生きる人々の心の復興を願う三陸海岸K市育ち。杜の都在。

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